アフェリオス スキル入門
大半のチャンピオンは比較的ざっくりした説明ができるものなのですが、アフェリオスはその「大半」に含まれない存在です。「信ずる者の武器」の扱いを身につけるには鍛錬と集中力、そして鋭い知性が要求されますので、この入門記事は最高難度のチャンピオンをマスターする上で、信心が試される第一の試練とお考えください(実際、このページの情報をすべて消化するのはちょっと大変です。2~3回は読み返すことになるでしょう)。
それでは、最初にアフェリオスのスキルの全体的な仕組みを把握して、次にそれぞれの武器の特徴を見ていきましょう(※以下、スキル名は全て仮名称です。また、スキル効果の詳細部分については変更される可能性があります)。
スキルの仕組み(※スキル名はすべて仮名称)
銃、通常攻撃、そして弾薬
アフェリオスはそれぞれ独自の通常攻撃を持つ5種類の武器を順番に切り替えていきます。彼はメインハンド武器で攻撃しますが、同時にオフハンド武器も装備しており、Wキーで持ち替えることができます。
ただし、いつでも好きな武器を2種類選んで切り替えられる訳ではありません。彼の武器にはそれぞれ50発の弾薬(「ムーンライト」)がチャージされており、それを使い切ると次の順番にある武器に切り替わります。弾薬が空になった武器は再チャージのため順番の最後に回されます。
一方で、メインハンドとオフハンドは任意での持ち替えが可能なので、その2つのどちらを先に使い切るかによってその後の武器の順番が変わっていきます。
スキル
アフェリオスにはQ、W、Rの3つのボタンしかありません。Wはメインハンドとオフハンドの持ち替えに使うため、実際には2つのスキルしかないようなものです。
アフェリオスのQスキルは、5種類の武器のうちメインハンドとして装備している武器固有のものになります。そして、各Qスキルにはそのとき装備しているオフハンド武器に応じて、追加の攻撃と効果が適用されます。5種類のQスキルすべてがマナと弾丸を消費し、またそれぞれ独自のクールダウンを持っています(Qスキルを発動した直後に銃を持ち替えれば、すぐに別のQスキルが使えるということです)。Qスキルはレベル2になると自動的に習得し、試合が進むにつれて少しづつ強化されていきます。それぞれのQスキルについては武器の項目で詳しく説明します。
アフェリオスのアルティメットスキル「月光の守り手」は月の爆弾を前方に発射し、最初の敵に命中した時点で爆発して周囲の敵にダメージを与えます。さらに、爆発に巻き込まれたすべての敵に対して、メインハンド武器による強化された通常攻撃で追い撃ちを行います。Rスキルはレベル6になると自動的に習得し、その後はレベル11と16になった際に自動的にレベルアップします。
レベルアップについて
アフェリオスはQとRを自動的に習得するため、18レベル分のポイントはスキルではなくステータスに割り振られます。
- 攻撃力
- 攻撃速度
- 増加物理防御貫通
ライフル「キャリブラム」
キャリブラムはポーク/ハラス武器です。通常攻撃は射程が伸びます。
キャリブラムによってスキルダメージを受けた敵にはマークが付与されます。マークされた敵を右クリックすると、相手がマップ上のどこにいてもオフハンド武器(右クリックして発射する前の段階でキャリブラムをオフハンド武器にしていることもありうるので、厳密に言えば「キャリブラム以外のオフハンド武器」)による通常攻撃を1回行うことができます。さらに、この攻撃は近くに存在する他のマークを爆発させ、マークされた対象に追加ダメージを与えます。
スキルショットを放ち、最初に命中したユニットにダメージを与えてマークを付与します。
「月光の守り手」による追い撃ちの攻撃は命中したすべての敵にマークを付与します。このマークは爆発時のダメージが通常よりも高くなります。
鎌型ピストル「セヴェラム」
セヴェラムは与えたダメージの一部をアフェリオスの体力として回復するサステイン武器です。セヴェラムにより最大体力を超えて回復した分は少量のシールドに変換されます。
移動速度が上がり、最も近くにいる敵(チャンピオンを優先)に向かってメインハンド武器とオフハンド武器を連射します。「オンスロート」による攻撃は通常攻撃と同じように機能しますが、ダメージ量は低くなっています。
「月光の守り手」発動後はアフェリオスの基本体力回復量が増加します。
キャノン「グラヴィタム」
グラヴィタムは敵に時間経過とともに減衰するスロウ効果を付与するユーティリティ武器です。
グラヴィタムのスロウ効果を受けているマップ上のすべての敵にダメージを与え、スネア効果を付与します。なお「エクリプス」はオフハンド武器を使用しません。
「月光の守り手」による追い撃ちの攻撃は、敵に付与されるスロウ効果が大幅に増加します。
火炎放射器「インファーナム」
インファーナムは範囲攻撃/ウェーブクリア武器です。通常攻撃とスキルのダメージを向上させ、攻撃が命中した敵の背後に扇状のダメージ範囲を作り出します。
炎を波状に噴射して敵にダメージを与え、炎が命中したすべての敵をオフハンド武器で通常攻撃します。
「月光の守り手」による追い撃ちの攻撃では、命中時に発生するダメージ範囲が「敵の背後に扇状」ではなく、「敵を中心とした円形」になります。
チャクラム「クレッシェンダム」
クレッシェンダムはブーメランのような動きをする近距離DPS武器です。クレッシェンダムで通常攻撃を行うと手元に戻ってくるまで次の攻撃はできませんが、手元に戻ってくると攻撃はリセットされ(すぐにまた通常攻撃できるようになり)ます。攻撃速度はクレッシェンダムの飛行速度に影響します。アフェリオスが対象に近ければ近いほど、クレッシェンダムの飛行距離は短くなります──つまり、アフェリオスの攻撃も早まるということです。
スキルやスキル使用直後のクレッシェンダムによる追い撃ち攻撃でダメージを与えると、命中した敵の数に応じてクレッシェンダムの一時的なコピーが出現し、クレッシェンダムによる通常攻撃の威力も上昇します。
最も近くにいる対象をオフハンド武器で攻撃するタレットを1つ設置します。
「月光の守り手」が命中した敵が2体以下でも、直後の追い撃ち攻撃は3体以上に命中したものとして、クレッシェンダムによる通常攻撃のダメージを上昇させます。
カスタムHUD
上記の情報をすべて覚えるのも、ずっと把握し続けるのも大変な作業です。そういった労力を省くため、アフェリオスには独自のHUDが備わっています。
- 固有スキル。それぞれの武器とレベルアップの説明。ツールチップに表示される内容はこの記事と同じくらいの長さです。
- アフェリオスのメインハンド武器と残りの弾薬数。
- Qスキル。
- アフェリオスのオフハンド武器と残りの弾薬数。オフハンド武器のQスキルがクールダウン中の場合、ここにはクールダウンの残り時間も表示されます。
- 現在の武器が弾切れになった際、次に切り替わる武器。
- Rスキル。
さらに、メインハンド武器の弾薬が10以下になると画面右端に弾薬数の表示が出現しますので、あと何発撃てるのか把握しやすくなります。
敬虔なる者の武器
ムーンストーンから作られたアフェリオスの武器をすべてマスターすることは、LoLのあらゆる要素の中でも最も難しい挑戦の一つとなるかもしれません。この修行に身を捧げるだけの信心はありますか?この「信ずる者の武器」はパッチ9.24の期間中にその姿を現しますので、修行に備え心のご準備を。
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